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どうせ飲むならコルタードがいい<ジブラルタル@Blue Bottle Coffee Company> [研究日誌]

Blue Bottle Coffee Company(ブルーボトルコーヒー)で初めて「ジブラルタル(Gibraltar)」というのを注文しました。
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美味しかったです。


ジブラルタルと聞くと007の映画「The Living Daylights」(1987)やジョン・ル・カレの「A Delicate Truth」(2013)がぱっと頭に浮かんでしまいます。

「地中海の入り口」と呼ばれていますが、イベリア半島(ほぼスペインとポルトガル全土)にある英国領(「英国の海外領土」と呼ばれる)で、なんと1704年に獲得され、1713年のユトレヒト条約で領有が承認されたそうです。

つまり、もう300年以上も英領としての歴史があるわけですね。スペインが何度か併合を提案したがその度に拒否されているらしいです。

海上貿易上最重要地区の一つで、地中海へのアクセスをコントロールしています。戦時は海軍及び物資の海上輸送をコントロールしていました。

米国が長期にわたりパナマ運河をコントロール下に置いていたのと同様の理由に因るのでしょうけど、英国はジブラルタルを手放すことはないでしょうね。


さて、本題に戻りますと、私はコルタード(cortado)という珈琲が好きです。あまり見かけないのか、私が提供しているお店を知らないだけなのか…。

コルタードは、少量の温かい牛乳で薄めたエスプレッソで、牛乳とコーヒーの比は1:1から1:2となっているようです。

Wikipediaに拠るとコルタードとジブラルタルはほぼ同じもので、米西海岸ではBlue Bottle Coffee Companyなどが焙煎所の名称などを付けて提供していたのがジブラルタルの由来のようです。

Blue Bottle Coffee Companyの日本語ウェブサイト(Blog)によりますと「ジブラルタルとは"ジブラルタルグラス"を使用してご提供している飲み物」としています。また、「エスプレッソとスチームミルクで作られた飲み物で、カフェラテやカプチーノよりミルクの量が少なく、温度も低めに作られている」とのことです。

個人的にはこの二つは別のもののような気がするので、もう少し検証をしてみます。

2020/11/30<曇>
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