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健闘している?現職だから当然?<トランプの得票数> [研究日誌]

仕事しながらも気になるのは米大統領選挙の行方です。

昔、私が子供の頃の米国では、大統領が変わると町の郵便局長まで首がすげ替えられるとあって、誰も彼もが大統領選挙に真剣でしたが、さすがにこれでは行政サービスが安定しないので、こうした慣習はなくなりました。

激戦と予測されたいくつかの州をトランプ候補が獲得して、選挙前のバイデン候補が10%も有利みたいな報道と打って変わって激戦、接戦となっています。(若い人にはメディアの報道を信じちゃだめだよと言っています。自分で情報を集めて分析しないと真実には近づけないよ、と。)

題名の解説:米国大統領選挙では基本的には現役大統領が有利なのですが、近年ではブッシュ第41代大統領は再選を果たしていませんね。

それはさておき、貴方なら何を基準に候補に投票しましたでしょうか?日本は議会民主制のため、首相を直接選ぶことができませんが、もし投票できるなら、アベやスガ、コウノやイシバに投票したでしょうか。コイケなどが候補だったら棄権してしまいますか?

一昨日も書きましたように、私は今回「も」棄権してしまいました。前回の理由が「トランプに投票したくない」のか、或いは「クリントンはもういい加減勘弁してくれ」のどちらだったのかは読者の想像にお任せします。

今回のバイデン&ハリスコンビはちょっと違うような気がします。米国の将来を考えると落とし穴が待っているような気がして怖いです。しかし、だからと言ってトランプに投票するのも良識を問われるから、投票したくありませんでした。

私は周囲からは筋金入りの共和党員と茶化されていますが、トランプが共和党員かと聞かれたら、主義主張が共和党のそれではなく、トランプ独自のものと思っています。何党から出馬しようがトランプは変わらなかっただろうとも思います。


実は今朝、意外なことに気づきました。あまり議論になっていなかったようですが、バイデン候補はカソリックなのですね。日本でしたらどうでもいいことかもしれませんが、ジョン・F・ケネディが候補→大統領になった時は「革命的」にすごいことだったのです。

米国を動かすのはWASP(白人、アンスロ・サクソン、プロテスタント)と言われる中、ケネディはカソリックだったから大変なことだったのです。それ以来あまり「カソリックだから~」と言われなくなったのは確かですが、それでも必ず宗教の話題は出るのが、不思議です。


日本ではいまだグレーな扱いを受けている人工妊娠中絶に対する米国の政治家は大統領候補に限らず州レベルでも市議会議員でも姿勢や考え方を問われます。

もっと細かく選挙活動をフォローしているとあちこちで議論になっていたのでしょうけど、あまりにもトランプ大統領の自分勝手な言動とバイデン候補の病気などが注目され、これまでいろいろな候補が躓いてきた論点があまり注目されずに投票日を迎えてしまった感じがします。


忘れてはいけないのが、連邦議会議員の選挙も同時に行われていることです。上院下院とも民主党が過半を取り、大統領も民主党となると経済政策が急ピッチで進められ、米国経済はコロナによる打撃から早期回復する可能性があります。

もちろん、「逆も真なり」で議会の過半が共和党で大統領も共和党(つまりトランプ)ならば同様のことが予測されます。既にコロナ封じ込めで失敗しているので、トランプとなった場合、相当頑張らないといけませんが。

2020/11/04<曇>
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