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子供達の未来<良き国へと回帰してほしい> [研究日誌]

申し訳ないが、現在子供達が日本で育っていることがいかに良いか実感せざるを得ません。

この4年間、特にこの半年ほどは米国にいたら大変な思いをしただろうと思います。

窮屈な社会ではあるものの安全が確保されているというのがいかに貴重かは、海外暮らしが長い者にとって重みが違います。

昨今の米国の混乱ぶりを見ていると、もちろんトランプ大統領だけの責任ではないですが、子供達を育てるのにさらに難しい社会になっているなと思います。

もちろん私の親(と同世代の方々)は大変な思いをして米国で働き、生活し、子育てをしていました。

私の転勤で子供達は日本に来ましたが、取敢えず誘拐されず、有色人種として差別を受けず、警官に撃たれたりしませんので、それだけでも安定した社会の重要性を実感しています。

しかし、やがては成長し、海外で勉強したり、仕事をしたりするようになった時に、米国で暮らすというのは考慮が必要な選択肢となります。

そして、その時、今のような混乱した、そして分断された社会ではなくなっていることを願わずにはいられません。

2020/11/05<曇>
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モヤモヤ感がぬぐえない<米大統領選挙> [研究日誌]

選挙人数では現在バイデン候補が有利なまま停まっている用ですね。

これだけ米国が分断された状態(富、人種、地域)では、ケネディの頃のような圧倒的勝利というのはもう望めないのは分かりますが…。

トランプ候補も潔くないです。現在の米国大統領なのですから、もっとストレートに民意をくみ取って行動しないと、仮に司法判断で大統領に留まることになっても、議会では民主党が優勢となっているのだから、何もできなくなってしまいます。

せめて国民を味方につけて、当初掲げた政策を完成させるなど、大統領としての完成形を目指すべきです。

2020/11/05<曇>
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健闘している?現職だから当然?<トランプの得票数> [研究日誌]

仕事しながらも気になるのは米大統領選挙の行方です。

昔、私が子供の頃の米国では、大統領が変わると町の郵便局長まで首がすげ替えられるとあって、誰も彼もが大統領選挙に真剣でしたが、さすがにこれでは行政サービスが安定しないので、こうした慣習はなくなりました。

激戦と予測されたいくつかの州をトランプ候補が獲得して、選挙前のバイデン候補が10%も有利みたいな報道と打って変わって激戦、接戦となっています。(若い人にはメディアの報道を信じちゃだめだよと言っています。自分で情報を集めて分析しないと真実には近づけないよ、と。)

題名の解説:米国大統領選挙では基本的には現役大統領が有利なのですが、近年ではブッシュ第41代大統領は再選を果たしていませんね。

それはさておき、貴方なら何を基準に候補に投票しましたでしょうか?日本は議会民主制のため、首相を直接選ぶことができませんが、もし投票できるなら、アベやスガ、コウノやイシバに投票したでしょうか。コイケなどが候補だったら棄権してしまいますか?

一昨日も書きましたように、私は今回「も」棄権してしまいました。前回の理由が「トランプに投票したくない」のか、或いは「クリントンはもういい加減勘弁してくれ」のどちらだったのかは読者の想像にお任せします。

今回のバイデン&ハリスコンビはちょっと違うような気がします。米国の将来を考えると落とし穴が待っているような気がして怖いです。しかし、だからと言ってトランプに投票するのも良識を問われるから、投票したくありませんでした。

私は周囲からは筋金入りの共和党員と茶化されていますが、トランプが共和党員かと聞かれたら、主義主張が共和党のそれではなく、トランプ独自のものと思っています。何党から出馬しようがトランプは変わらなかっただろうとも思います。


実は今朝、意外なことに気づきました。あまり議論になっていなかったようですが、バイデン候補はカソリックなのですね。日本でしたらどうでもいいことかもしれませんが、ジョン・F・ケネディが候補→大統領になった時は「革命的」にすごいことだったのです。

米国を動かすのはWASP(白人、アンスロ・サクソン、プロテスタント)と言われる中、ケネディはカソリックだったから大変なことだったのです。それ以来あまり「カソリックだから~」と言われなくなったのは確かですが、それでも必ず宗教の話題は出るのが、不思議です。


日本ではいまだグレーな扱いを受けている人工妊娠中絶に対する米国の政治家は大統領候補に限らず州レベルでも市議会議員でも姿勢や考え方を問われます。

もっと細かく選挙活動をフォローしているとあちこちで議論になっていたのでしょうけど、あまりにもトランプ大統領の自分勝手な言動とバイデン候補の病気などが注目され、これまでいろいろな候補が躓いてきた論点があまり注目されずに投票日を迎えてしまった感じがします。


忘れてはいけないのが、連邦議会議員の選挙も同時に行われていることです。上院下院とも民主党が過半を取り、大統領も民主党となると経済政策が急ピッチで進められ、米国経済はコロナによる打撃から早期回復する可能性があります。

もちろん、「逆も真なり」で議会の過半が共和党で大統領も共和党(つまりトランプ)ならば同様のことが予測されます。既にコロナ封じ込めで失敗しているので、トランプとなった場合、相当頑張らないといけませんが。

2020/11/04<曇>
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いつからアメリカはこんな国になってしまったのか<暴動に備えて店頭防護> [研究日誌]

米国の大統領選挙の投票は現地時間3日に始まりますが、日本では3日から4日にかけてとなります。

がっかりするニュースだなと思うのは、投票後の暴動に備えて少なからぬ店舗(規模は大小様々)が窓に板を打ち着けていることです。

窓の破損とそれに伴う建物への破壊活動、商品等の盗難に備えてということだと思いますが、どこかの新興国か発展途上国(後進国と呼んではいけない)ではないはずですから、こうしたことをしなくてはいけない事実自体が恥ずべきことだと思います。

しかし、「海の反対側からなんとでも言えるさ」と現地の人に言われてしまいます。

正直なところ、弟は現地にいるのですが、怖くて外出できないため、暴動や破壊活動が横行している地域とは距離を置きたいと言っています。

ご存知の方はすぐにイメージできると思いますが、マンハッタンは縦に細長い島で、世界的にも人口密度の高い場所の一つです。

何かあったらどこに逃れたらいいのか、悩みます。

私がいた時にはハリケーンが来て、その後マンハッタンの南1/3が停電してしまいましたが、本当に逃げられるところないのです。

対岸のニュージャージー(西隣)やクィーンズ(東隣)に知り合いがいて、避難生活が可能ならラッキーだと思います。

先ほど母と「いつからアメリカはこんな国になってしまったのだろうか」と話をしていたのですが、貧富の差が拡大した結果であることは確実です。

それがいつかは、個人的にはレーガンが強いアメリカを提唱して、特許や知的財産による富の蓄積を推進した結果、現在のシリコンバレー発のベンチャーなどによるIT企業やEコマースなどのサービスが隆盛したことだと思っています。

第一波は、マイクロソフトなどがPCを変え、インターネットの一般人への開放が新たなビジネスの誕生を可能にしたことでしょう。

第二波は、アマゾンやグーグルがネット世界から社会生活を掌握してインフラとなったことで、従来の富の創出とは違うスピードで進んでいることでしょう。

しかも、これらの企業の担い手が高等教育を必要としていることで、既に教育格差が広がっていた米国において、デジタルデバイドがそれ助長して、縮めようのない格差を固定化したのではないと思います。

よく若いスタッフに話すのですが、私が子供の頃、社長と新入社員の給与の違いは4倍などと言われていました。しかも頑張れば自分も社長になるチャンスがありました。

今は40倍では済まない差があり、社長になる人は起業・創業をした人か、社長業を専門とする人(マネジメントのプロ)かしか成れません。

もしかしたら、社長と新入社員では400倍~4000倍の差があるのかもしれませんね、今は。

そんな社会にいて、格差を感じずに生活することは不可能ですよね。

それが何かの事件(例えば、黒人射殺事件など)をきっかけに爆発しているのが現在のアメリカの人種差別を理由・背景とする暴動などと言えます。

明日一日、選挙の動向を気にしているだろうと思います。

2020/11/03<曇>
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一つの意見としての米大統領選挙分析<今回も棄権> [研究日誌]

今回の米大統領選は分析がきちんとできていないので、自信がありません。投票は明日ですね。郵便投票がどう影響するかも気になりますが、大勢はすぐにはっきりするでしょう。

トランプが勝つなら、51対49、バイデンが勝つなら、52対48という数字とみています。大きく外したら恥ずかしいですが、これが国外にいる場合の限界と自覚します。

前回の選挙について一言いえば、どちらが嫌いかが大事な視点でした。日本の多くの選挙分析者やメディアが見誤った点です。米国の偏ったメディアに頼って、自分達で分析しないから読めなかったのです(*)。

自分達で情報分析をきちんと行えば、たとえ誤っても何を読み違えたか検証できますので、次の選挙ではより正確な予測ができるようになると思います。

因みに、米国の選挙専門シンクタンクの選挙分析レポートなんて普通の本よりも厚いくらいです。下手な小説よりも読み応えのある「書物」です。

クリントンには本来堅固な支持者となるはずだった「30代、働く女性」がそっぽを向いてしまいました。ロールモデルを求める彼女たちにとって、「陰謀家で権力志向が強すぎるクリントンにはなりたくない、憧れない」というのが底流にありました。

結果的にトランプになったわけですが、消去法で大切な大統領を選ぶとどうなるか米国民も少しは学んだでしょうか。今回の選挙には前回にはない3つのファクターが絡んでいます。

1つ目は「コロナ問題」です。いろいろな面で米国に大きな影響を及ぼしました。取り返しがつかないほどの数の国民が亡くなったり、罹患しています。

2つ目は「健康問題」です。ジョー・バイデンは健康上の問題をいろいろ取りざたされています。高齢でもあります。ロナルド・レーガンほどのカリスマ性もないです。実は私が最も重視する3つ目のファクターに繋がります。

3つ目は「大統領昇格問題」です。ジョー・バイデンはカマラ・ハリス上院議員(カリフォルニア州)を副大統領候補に起用しました。ハリス氏はジャマイカ系の父親とインド系移民の母親を持ち、初の黒人女性の副大統領候補となっています。

仮にバイデンが在任中に大統領の職務を続けられないことがあると、このカマラ・ハリスが大統領に昇格します。

選挙を経ないで大統領になったジェラルド・フォード(第38代大統領)と違ってカマラ・ハリスが大統領に昇格した場合、一応選挙を経ているので、正式な大統領として迎えられる可能性が高いですが、やはり米国民は女性大統領を迎える心の準備ができていませんし、非白人の大統領はバラク・オバマでこりているという雰囲気があります。

しかも、ハリス副大統領候補はエリート一家出身で本人も地方検察局、検事補、地方検事と司法の世界で着実に出世、カリフォルニア州司法長官にまでなっています。

ここで成功物語が好きなアメリカ人がこの人を応援すると考えたらいけません。オバマ前大統領の時と同じように、一般の黒人などは「自分達とは違う人種(中身が白人の黒人)」ととらえ、応援しなくなってしまうのです。

初の黒人大統領となったバラク・オバマが黒人からの支持が低かったのは、「頑張ったら、俺たちもああなれる」というレベルを超えてしまっていたからです。

米国でロースクールに行って、弁護士や地方検事になることができるケースは稀で、黒人が普通に選ぶ道ではないです。これは黒人自身だけの問題ではなく、現在噴出している米国が抱えている根深い人種問題の一つの側面です。

元の問題に戻ると、有色人種のサポートを受けたくてバイデンはハリスを選んだのかもしれませんが、逆効果になってしまった可能性が高いです。彼に追い風が吹いているのはトランプがあまりにもダメだからです。

トランプになってから「米国は経済が再興して、ビジネスが好調ではないか」という人もいますが、残念ながらトランプの政策で経済が好調なのではなく、オバマ時代の規制を緩めたり、制度を廃止したりしているだけなのです。

中小企業にまで取引報告義務を課したら、事務がとても面倒で、中小企業はビジネスを絞ってしまうに決まっています。実際に私が米国で会社経営をしていた時期がずっとオバマ大統領時代と重なっていましたので、その大変さを実感しました。

そうした規制がなくなっただけで、多くの企業はビジネスを広めようと考えます。それが好調な経済に見えたわけです。

それはさておき、ヒラリー・クリントンほどひどくはないが、カマラ・ハリスは女性の応援を得られるか心配ですし、有力な有権者である白人男性層はハリス込みでバイデンに投票するかと言うとバイデンに何かあった時のことを考えて、ハリスを敬遠する可能性が高いと思います。

もちろん、バイデンはあらゆる可能性を考えて、副大統領候補をハリスにしたのでしょうから、自分に何かあった場合、残りの任期中だけのリリーフだとしても、ハリスなら大統領は務まるだろうと考えていると思います。

しかし、有権者がそれを理解し、認めるかは別問題です。

題名に書きました通り、今回も期限前投票に行っていませんので、棄権です。うちの弟は米国在住ですので、投票に行くと思います。

短く書こうと思ったら、いろいろ書いてしまった。。。

*…Brexit(ブレグジット)も同様でしたね。現地メディアの報道している内容を読もうとしない人が多すぎます。日本に伝わってくる情報だけをうのみにしてはいけないと思います。私は現地情報を丹念に読み込んで、トランプ大統領当選もブレグジットも正確に当てました。社内では9対1でブレグジット否決でしたが、選挙民は「可決」でしたし、7対3でクリントン当選に対し、僅差でしたが、クリントン落選でした。

2020/11/02<雨後曇>
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サー・ショーン・コネリー<皆がイメージする「007」> [研究日誌]

映画で初めてジェームズ・ボンドを演じたサー・ショーン・コネリーが現地時間10/31に旅行先のバハマで亡くなったそうです。90才。

英国女王から爵位をもらっていたので、サーがつきます。

1930年にスコットランドで生まれ、海軍に入隊後病気で除隊、映画でスターになるまで様々な職を経験したそうです。

有名なの役はもちろん、作家イアン・フレミングが創作した英国のスパイ「007号、ジェームズ・ボンド」に異論はないと思います。

様々な役を演じていますが、ほかにすぐに思いつくものは『アンタッチャブル』(1987年)のジム・マローン役や「インディアナ・ジョーンズ」の父、ヘンリー・ジョーンズ教授役(1989年『最後の聖戦』)でしょうか。

私が個人的に好きなのはトム・クランシーの小説『レッドオクトーバーを追え』が映画化された時(1990年)のマルコ・ラミウス艦長役です。重厚な感じが好きでした。

意外なところでは2000年問題と絡めてハイテク泥棒を演じた『エントラップメント』(1999年)のロバート・マクドゥガル役は面白いと感じました。

いずれにしても、スクリーンで燦然と輝く大スターであったことは確かですし、多くの人が「やはりボンドはコネリーが一番だよ」と口にすることはなくならないでしょうね。

2020/11/01<晴>
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