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気になって精読するとさらに気になってしまうポルシェの紹介記事<辻褄と感覚> [研究日誌]

「最新のポルシェが最良のポルシェ」は間違っていないと思います。

レースなどからのフィードバックでどんどん熟成が進み、改良が進んだポルシェ911は、今では有利性のあまりないと言われるリアエンジン・リアドライブであり続け、速い車であることに変わりはないですね。

最新のGT3のネットニュースを読んでいると、残念ながらちょっと違和感があります。

ライターの書き方なのかもしれませんが、エンジン出力の数値がそれほど凄いことではないのに、いかにも画期的という書き方を少し変に感じました。

最新の992型の4リッター(3996cc)エンジンの出力が510psにまで達すると書かれています。単純計算で1リッターあたり127ps、その前の991型では3.8リッター(3799cc)で475ps、1リッターあたり125psです。(意外なのは991型のGT3カップカーは460psでした。)

1リッターあたり10psも20psも増えているならエンジンが飛躍的に進化したと言えますが、たぶん自然吸気で500馬力を超えたのが凄いということを強調したかったのでしょう。


あと、たぶん誤植なのだと思いますが、最近のフラット6エンジンに32もバルブがあるのは多すぎる気がします。

例えば、吸排気のバルブ数が違って、5バルブ/気筒でも30バルブで、6で割り切れない数(32と記載)になっているのは、V8パナメーラのエンジンデータを間違って記載してしまったからでしょうか。

2021/02/18<晴>
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