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予言的アニメ?<「未来少年コナン」(1978)> [oz日記]

アニメ映画「アキラ」で、パンデミックやオリンピックなどについて予言的な内容が含まれているとして話題になりました。

実際には制作当時の社会不安を反映していて、たまたま現在の状況と似ているとの分析もありますが、面白い話だと思いました。

さて、1978年のアニメ「未来少年コナン」のオープニングで、世界を崩壊に導いた最終戦争が起こったのは2008年7月となっています。

よくあること(?)ですが、制作当時から30年後の時期に最終戦争が起こったことになっています。たしか、米映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」も30年未来に行ったり、30年過去に戻ったりしていたと思います。

2008年7月と言えば、我々の時代では既にこの時期は既に通り過ぎた歴史の一時点です。

2008年には米国住宅バブルがはじけた結果、3月にはベア・スターンズ社が破たんし、9月にはリーマン・ブラザーズ社が破たんして、金融危機が始まり、世界経済は崩壊の危機に直面していました。

このアニメの舞台である2028年前後は今から約8年後の世界です。

幸い、世界最終戦争は起こっていませんし、超磁力兵器は実用化されていません。開発されているかもしれませんが、それはまた別の話。

「名作」或いは「クラシック」と呼ばれ、後のスタジオギブリの宮崎駿監督が若い頃に製作・監督した作品として有名ですが、全話を観た記憶がありません。

いい機会ですので、全26話を観てみたいと思います。


余談ですが、何故か「最終戦争」などでは全翼機(尾翼や胴体のない航空機)が登場します。この作品では「ギガント」と呼ばれ、超磁力兵器を搭載する戦略爆撃機が登場します。

米国映画「キャプテン・アメリカ」では、敵ハイドラの攻撃兵器として登場し、ハイドラが世界各地の大都市に爆弾を落とす作戦に使用される予定でした。

実際に第二次世界大戦ではホルテン社が開発した全翼機があったことが報告されています。

そして、実用化された全翼機の例として、米ノースロップ・グラマン社が開発したステルス戦略爆撃機B-2があります。

2020/05/28<曇時々雨>
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