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外注していました<大蔵省印刷局製造ではないお札> [研究日誌]

「鉄は国家なり」と言ったのはビスマルクですが、シャハトが「通貨は国家なり」と言ったかは定かではありません。

シャハト:ホレス・グリーリー・ヒャルマル・シャハト(Horace Greeley Hjalmar Schacht, 1877年1月22日 - 1970年6月3日)。ドイツの経済学者、政治家、銀行家。ライヒスバンク総裁(在任:1923年 - 1930年、1933年 - 1939年)、ドイツ経済相(在任:1934年 - 1937年)。

日本では政府の印刷施設で銀行券、いわゆるお札を印刷しています。お札に下の方を見ると、書かれています。

では、ほかの国はどうでしょうか?

必ずしも政府あるいは中央銀行が製造しないといけないこともなく、実際に製造を外注するケースもあります。

小さい国であるケースや連邦の一部である場合は、独自に印刷するのはコストが高いとも考えられます。

とあるお札を眺めていて、「お、外注してる~」と感動したものです。
0512de-la-rue.JPG

因みに、Thomas De La Rueが創業した現在のDe La Rue社は、世界の69の国や地域の通貨を印刷しています。

2020/05/12<晴>
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