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こんな一日だった<小津所長の最後の日々> [oz日記]

朝一は昨日のお礼を兼ねてあいさつ回り。コロナ禍の中、テレワークの方もいて、全員回れなかったが、オフィスに来ている人たちとは全員話ができた。

社内意識調査の結果をまとめ、報告書を作成して、ダイバーシティ推進チームのメンバーに送付した。

ランチタイムは、社内英語教室の講師として、時事問題について英語で意見交換をします。特に若手には英語を話すことを促すと同時に、日本語で理解したニュースを英語で何というのか、どういえば英米人に伝わるのかを教えています。

午後は海外事情をレクチャーし、分析上、どういった視点が必要か、そういった点を見逃してはいけないかを解説します。どうしても独りよがりなアナリストが多く、冷静な分析よりも「自分の見方」を主張する人が多く、誤った判断につながる危険性を丁寧に説明する。

続いて人事部の依頼で新卒採用の英語の面接官を務める。日本に来ている外国籍学生、海外へ留学に行っている日本人学生との面接を英語で実施します。ここ2週間はこうした面接官の仕事も毎日入っていて、いろいろな学生と話しました。

社内には業務を分かっていて、英語でそれについて質疑応答できる人材がほぼいないので、私は重宝されています。これは昔からで、どの職場でも外国人の対応を依頼されてきました。

英語で現地の弁護士と丁々発止、対等に交渉を進められる人はなかなかいないと思いますが、当時の専務がびっくりして、米国出張から帰った後、東京本部のあっちこっちで話していたことを後から知りました。

人事部の若いスタッフに「小津さんじゃないと判断できないですよ、外国人の英語のレベル」と頼まれると弱い。この女性の新人英語教育を担当しましたが、「結構できるのだから自分でやったら」と言ったのですが、一人で面接するのが心配なようです。

因みに、人事部で英語ができるのは、以前英国子会社の社長をしていた、現在は嘱託の男性のみで、彼以外の部長以下のスタッフがTOEICを受けたら悲惨な結果になること間違いなしという陣容です。

若いスタッフもそれが分かっているので、私に依頼することの了解を得てから頼んできました。退職の前日まで面接で埋められてしまうとは思ってもいませんでしたが…。

ニューヨークにいた時はNYU(私立ニューヨーク大学)でも学部生や大学院生へのレクチャーをしていたので、業務を理解していて、かつそれを英語で分かるように説明してきた実績があります。

嘱託の男性も英語はできるが、相手の英語のレベルを判断できるかは私も知らない。人事でもどの程度か分からないらしい。ビジネスで英語を使ってきた実績はあるが、人事部の求める英語スキルとは少し違うということのようです。


COVID-19に対する緊急事態が若干緩和されて、飲食店の営業時間が伸びたおかげで、終業後に大好きな中華料理店でお食事をすることができました。
<スーラータンメン>
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<皿蝦ワンタン>
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そして、ブログの記事を書いている今はYouTubeで「SARD UNDERGROUND」というバンドの映像を観ています。4人組の女性バンドですが、ZARDの曲を演奏し、歌っています。

2021/03/24<曇>
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鍛えよう自分の能力<私は遊軍や特殊部隊だった> [oz日記]

自分が設定している価値と他人が考える自分の価値は違います。

当然のことと思っている方はすごいです。私はどうしても違和感があって、納得いかないことが多くて。

若い頃はトラブルがのある部署に送り込まれ、問題解決をしてきました。組織内特殊部隊でした。外科手術的な解決を求められる時は私の出番でした。

その後は遊軍として、或いは自由に投入可能な火力として、貴重な隠し玉扱いでした。上が困った時に「まぁ、彼に任せておけば問題を解決できるだろう」と、よく言えば彼らの「虎の子」部隊です。

社会人なりたての頃しか私のことを知らない人は、「融通が利かず、柔軟性のないあの小津がそんな戦力になっていたなんて信じられない」でしょうね。

2つ目に勤めた外資系は非常に厳しかったです、上司が。この時の鍛え方は、今にして思えば、スパルタ以上で、今時の若者なんて逃げ出すだろうと思ってしまいますが、人生にはそういう鍛えられる時期というのが必要なのが持論です。

結局、鍛えるべき時に自分を鍛えないと、いざという時に知恵も出ない、踏ん張る胆力もない、ブレークスルーを実現する想像力も育っていない、とてもとても半端な能力しか持たない状況になってしまいます。

私のブログを読んでくださっている方々の年齢層は、残念ながら不明です。

しかし、こうした時期を乗り越えてきた円熟した人たちならば、私が何を言っているか分かると思います。

逆に、若年層の方々でしたら是非、筋肉や持久力と一緒で、自分の能力を鍛えてください。コロナやリーマン・ショックのような危機が来た時、生き延びるために頼れるのは自分の能力だけですから。

2021/03/24<曇>
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