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体質的に無理なのか<日本企業に新しい試みは難しい> [oz日記]

最後のご奉公ということで、新しいプログラムを2つ導入しようとしていますが、日本企業はこういうことには拒絶反応を示しやすいのは相変わらずですね。

一番の癌は、トップではなく、途中にいて、変に権力のある木っ端役員です。

せっかくの変革のチャンスに急に保守的になってしまうという、本来推進役として前面に出ていかないといけないのに、反対勢力になってしまう人がいます。

自分の出世か何かが気になるのか、「社長は何と言っているの~」とか「ちょっと早すぎないか?」とか、最悪なのは「当社の社員には早すぎないか?」などと社員の意見を代弁しているかのような発言を繰り出してくること。あなたは役員なんですよ、経営的視点で考えてください。いまだに社員のレベルでしか物事を考えられないのです。

業界トップに躍り出るには、ついて来れない社員に合わせる護送船団方式ではなく、タスクフォースが突破口を開け、機動部隊が重要地点(マーケットの主要部分)を占拠して強力な橋頭保を築くことのはずなのに。

所詮将官教育を受けてないサラリーマン幹部は患部でしかないことを再認識させられるだけでした。

デシジョンメイキングに参加する連中は幹部教育を受けている人に限るなどと要件を決めてほしいと思います。

万能ではないものの、最低でもMBAを持っていることを要件にするなど、本当にある一定レベルの判断ができる人材を枢要なポジションに置かないと会社はチャンスを逃すし、伸びません。

ご存知の通り、戦闘でダメな将官の下だったら部隊が全滅してしまいます。そのため、将官になる者は別途兵学校などで教育を受けることになっています。だからこそ部隊を率いる官位で任官(昔は少尉任官といった)するわけで、会社でいえば管理職で着任するわけです。

昔のようにできる社員がそのまま管理職になっていたのでは通用しないことを経営者は認識し、しがらみを捨てて「会社経営」をちゃんと考えられない管理職、特に役員連中、は切って、どんどん入替ましょう。

来週社長との懇談(労いの言葉を頂けるらしい)があるので、なぜ私が去ることにしたのか、分かりやすい言葉で話そうと思っています。

そして、この木っ端役員のために会社がライバルなどに3年遅れてしまうことを理解してもらおうと思っています。

うぅ、イライラして爪を噛んでしまう…。

<本記事とは無関係?>
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アイス・クリームには英語でアイ・スクリーム(私は叫ぶ)という語呂があります。

2021/03/02<嵐後曇後嵐>
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