SSブログ

やっと編集終了:6月1日分『一気に500ページオーバーを読破<タックスヘイヴン>』 [研究日誌]

編集途中だった記事が完成しましたので、アップしました。
http://slate-grey.blog.so-net.ne.jp/2016-06-01-1

映画も書籍もどこまで内容をブログで紹介するか、なかなか難しいですね。

「ネタバレ」を怒る人がいることは事実です。

逆に大して内容のない記事になってしまうのを避けたい書き手がいます。

いちブロガーである自分は、誰からもお金をもらっているわけではないので、自由に書く権利はあると思っています。

しかし、業界の秘密や誤解を受けそうな内容を書かない良識は持っているつもりです。

ただ、実際に他のブログを見るといろいろですね。

個人的な意見をたくさん書いて、世の中に少なからず影響を与える「アルファ・ブロガー」(*)なる人たちもいます。どこまでその勝手な意見を尊重して、(悪い)影響を受けた人たちは我慢すべきなのか、知りたいと思いますが、たぶん答えはないのでしょう。

*…今では定義自体が怪しく、単に「影響力のある有名ブロガー」という呼び方になっているようです。そもそも「アルファ・ブロガー」自体が和製英語だったり、影響力を測る指標がはっきりしていなかったり。組織論におけるリーダー的存在のアルファXX(男性の場合、アルファメイル、女性の場合、アルファフィーメイル)から来た発想なのか。

これは評論と称して、無責任な自動車評価記事(単なる紹介記事?)を書いている自称「自動車評論家」も同じです。いまだに確たる基準や指標をもっていない人を見ますので、だんだん自動車雑誌自体読まなくなってしまいました。発行部数が減っている、或いは休刊・廃刊となってしまうのは、こうした面が少し影響しているのではないでしょうか。

自動車のように簡単に測ることができない機能が増えている機械に対する素人の意見には限界はあるものの、メーカー等からの制約がなく、誰からもお金をもらっているわけではない中での正直な意見は大切だと思います。

自動車評論家は自分で車を買うわけではなく、メーカーから借りるので、悪いことを言えないことは想像できます。悪い記事を書いて売れなければ、次回は車を貸してもらえず、生活ができなくなります。
(映画の場合、前評判が悪いと実際に観客動員数が伸びず、駄作とされてしまうケースが最近多いです。コメンテーターだって、結局は自分の好みを言っているだけで、映画の質を理解している人は少ないことが明らかなのに、影響力ありますよね。。。)

もう一つは、テスト用にメーカーが貸し出す車両は出荷した車の中から無作為に選んで持ってきたものではなく、最高のコンディションの車両だといわれています。

燃費不正については、テストデータすら正しいか確認できないようなもので実施しているのですから、我々ユーザーの手元に届く車は、本当はどの程度のものなのか、メーカーすら分かっていないかもしれません。

私の意見とレースやテストコースでポルシェの車両を走らせているプロドライバーの意見を比べたら、私の意見などは全体の何分の一かしかカバーしていないでしょう。それはそれで私の限界だと思いますし、読者もそういう目で私の意見を読んでいると思います。

しかし、少なくとも自分の専門分野(=仕事の世界)においては、実績もないような人の意見は聞かないことにしていますし、他の人もそうすべきだと思っています。

自動車に限らず、どのような商品にしても、自称「評論家」の意見に左右されず、もっとご自分の判断を信じても良いと思いますよ。

2016/06/05<雨後晴>
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:自動車

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0