SSブログ

最長の長編刑事小説<『暗約領域 新宿鮫11』大沢在昌> [本棚]

本編が918ページもあるので、文庫化に際して、上下2冊にしても良かったのではないかと思うボリュームです。

これだけ分厚いと片手で持つのが難しく、電車の中では落としそうになってしまう。


物語は前作の続きとなっているが、登場人物の入れ替えが起こっている。

理解者であり支持者だった桃井課長が亡くなり、女性ノンキャリアの星・女性課長の阿坂恵子が上司となる。

薬物取引の単独捜査を続けた主人公・鮫島は新人・矢崎隆男とコンビを組むよう指示される。新宿署に来てから初めてのパートナーだ。

恋人・晶は離れてしまって、心を癒せる存在はいない。

引続き登場するのは国際的犯罪者・陸永昌と元公安警察・香田。共に鮫島の宿敵だ。

20221118anyaku-ryoiki.jpg
<本のデータ>
ISBN 978-4-334-79443-9
『暗約領域 新宿鮫11』
大沢在昌・著、光文社文庫
<紹介文>
薬物の取引現場を張り込んでいた新宿署生活安全課の刑事・鮫島は、男の銃殺死体を発見した。新上司・阿坂景子は鮫島に、新人の矢崎隆男と組んでの捜査を命じる。男は何者で、なぜ殺されたのか!? 一方で、鮫島と因縁のある国際的犯罪者・陸永昌や元公安刑事・香田に不審な動きが――。

2022/11/25<曇>
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:自動車

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。