次に来るのは誰か？＜ギギの妹のベラ＞

次に来る（日本で言う「ブレーク」する）モデルは誰かをいつも考えています。

あまりに多くのモデルがデビューし、雑誌やファッションショーで話題となるので中々追いきれません。

しかし、時には自ら話題を提供して、爆発的に有名になる者もいます。

今回のカンヌ映画祭のレッドカーペットでの話題をさらったのはベラ・ハディッド（Bella Hadid）。まだほとんど無名とも言えますが、姉はモデルで有名なギギ・ハディッド（Gigi Hadid）。

姉のギギはややフレンドリーな顔をしているが、妹のベラはちょっとおばさんぽいところがあり、これまではそれほど話題になりませんでした。

ところが今年のカンヌ映画祭のレッドカーペットでは「あまり想像力が働く余地を残さない格好」（英語では「露出多すぎだろ？」という意味）で登場しました。

レッドカーペットなのに赤いドレスで登場したのもすごいです（普通は赤を選ばない）が、胸元の深い切れ込みと、左側の腰骨まで達するスカートの切れ込みで、確かに想像力を働かせることなく、体型がほとんど分かってしまう恰好でした。「bella hadid canne red dress」で検索すると、大胆なドレスに慣れている欧米人でもかなりびっくりしたというドレス姿を見ることができます。

ある批評家（女性）は、「私なら、動いた瞬間に放送事故になる」と表現しました。「ドレスがずれたら乳首を露出してしまうし、スカートもあれだけ深いスリットだと、歩いたら奥が見えちゃう」から着られないと書いていました。

そんなこんなで、今後彼女が登場するファッション・ショーはかなり話題になるでしょうし、雑誌、テレビ等への露出も増えていくでしょうね。もちろん、今回来ていたアレキサンドル・ヴォティエ（Alexandre Vauthier）の広告用モデルに指名されるかもしれません。

ヴォティエのドレスを見ると、幾つかは腰までスリットが入っていて、モデルは着こなせますが、普通の人はニースやモナコ辺りの金持ちでないと着る機会もないでしょうし、着て似合うかもわかりませんね。

2016/05/20＜晴＞