マナーとセンスの間で<悩ましい状況だな> [oz日記]
夜景のきれいなレストランでの一場面ですが、ちょっと考えさせられました。
どのようなレストランか想像いただくために、フロアのイメージを書きます。フロア全体は東西に横長の長方形で南西に入り口があり、北側一面がガラスでとてもきれいな景色が見られます。
カップルで来ることが多いレストランでもあります。
そこで見ていたら、4組のカップルが入ってきて、4組とも奥の席(北側)に女性を座らせ、男性が出入り口に近い方(南側)に座りました。
マナー的には奥の方(入り口から遠い方)が上座なので、女性を座らせた男性陣のマナーは「合格点」が貰えます。中高年男性のように、女性と一緒に来ても自分がドンと上座に座ってしまう人がいまだにほとんどのケースなのに比べたらだいぶ良くなったといえます。
正直本当に多いのです、中高年男性のマナー知らずが。ちょっとしたレストランで見たら、男のレベルが分かってしまうと思うのですが、そういう男性に限って、これまた何がいけないのか全く気が付かないという…。
さて、せっかくの夜景を女性が振り返らないと見えない席に座らせたことについては、センスがないと言われかねません。
景色(夜ならば夜景)がいいということで有名なレストランを予約しておいて、女性にその景色が見えない席に座らせて食事をするならば、このレストランでなくても良いとなってしまいませんか?
とはいえ、マナーとホストとしてのセンスのどちらを優先するか選択が必要な場合、いまだにマニュアル通りにしか行動できていないのではないだろうか。
私の推測ですが、2つ問題点があります。
1つ目は、レストランの口コミサイトでの評判ばかり気にして選んでいるのではないかということ。「女性にも人気のお店で夜景がきれいだ」という点を調べて選んでいるのは良いが、それだけで、どうやって夜景が見えるかは確認しましたか?
こういったサイトの記述やコメントばかり気にして選んでいるために、実際に下見をしたり、別の名目で行った際に本当によかったと思った店に連れて行っているわけではないと思われます。
一度でも行ったことがあれば、テーブルと椅子の配置、本当に夜景がきれいなのかなどを確認出来ているはずです。何回か行っていれば、店員さんにテーブルを指定するか、事前に並びを変えてもらうこともできます。
2つ目は、お店を実地に確認していれば、夜景が二人とも見える横向きの席や並んで座るカップル席を予約するとか、案内された時に「普通なら君にそっちに座ってもらうんだけど、こっちの席の方が夜景が見えるから今日は逆に座ろうか」と変化をつけることができるはずです。
応用力がないのは今の若者の弱点で、デートの場合はパートナーにしかそういう面が見えないと思いがちですが、実際には仕事の場面でもそれが出てしまうのです。だからこそ応用力のある若手は「できる!」とみられ、いろいろ任される傾向にあると思います。
<イメージ、本文とは関係ありません>
2021/02/10<晴>
どのようなレストランか想像いただくために、フロアのイメージを書きます。フロア全体は東西に横長の長方形で南西に入り口があり、北側一面がガラスでとてもきれいな景色が見られます。
カップルで来ることが多いレストランでもあります。
そこで見ていたら、4組のカップルが入ってきて、4組とも奥の席(北側)に女性を座らせ、男性が出入り口に近い方(南側)に座りました。
マナー的には奥の方(入り口から遠い方)が上座なので、女性を座らせた男性陣のマナーは「合格点」が貰えます。中高年男性のように、女性と一緒に来ても自分がドンと上座に座ってしまう人がいまだにほとんどのケースなのに比べたらだいぶ良くなったといえます。
正直本当に多いのです、中高年男性のマナー知らずが。ちょっとしたレストランで見たら、男のレベルが分かってしまうと思うのですが、そういう男性に限って、これまた何がいけないのか全く気が付かないという…。
さて、せっかくの夜景を女性が振り返らないと見えない席に座らせたことについては、センスがないと言われかねません。
景色(夜ならば夜景)がいいということで有名なレストランを予約しておいて、女性にその景色が見えない席に座らせて食事をするならば、このレストランでなくても良いとなってしまいませんか?
とはいえ、マナーとホストとしてのセンスのどちらを優先するか選択が必要な場合、いまだにマニュアル通りにしか行動できていないのではないだろうか。
私の推測ですが、2つ問題点があります。
1つ目は、レストランの口コミサイトでの評判ばかり気にして選んでいるのではないかということ。「女性にも人気のお店で夜景がきれいだ」という点を調べて選んでいるのは良いが、それだけで、どうやって夜景が見えるかは確認しましたか?
こういったサイトの記述やコメントばかり気にして選んでいるために、実際に下見をしたり、別の名目で行った際に本当によかったと思った店に連れて行っているわけではないと思われます。
一度でも行ったことがあれば、テーブルと椅子の配置、本当に夜景がきれいなのかなどを確認出来ているはずです。何回か行っていれば、店員さんにテーブルを指定するか、事前に並びを変えてもらうこともできます。
2つ目は、お店を実地に確認していれば、夜景が二人とも見える横向きの席や並んで座るカップル席を予約するとか、案内された時に「普通なら君にそっちに座ってもらうんだけど、こっちの席の方が夜景が見えるから今日は逆に座ろうか」と変化をつけることができるはずです。
応用力がないのは今の若者の弱点で、デートの場合はパートナーにしかそういう面が見えないと思いがちですが、実際には仕事の場面でもそれが出てしまうのです。だからこそ応用力のある若手は「できる!」とみられ、いろいろ任される傾向にあると思います。
<イメージ、本文とは関係ありません>
2021/02/10<晴>
oz所長、こんにちは
普段からは見えない姿が、イベントなどで突然見えることが良くあります。
また、前職の駐在員時代は、お客さんが頻繁に来られましたので、普段から意識して街を歩くようにしていました。
それはちょっと失礼なんじゃないか と、思われるような接待を平気でしている人も中にはいました。
今ではそれらも笑える昔話になっていて、ちょっと懐かしいです。
by くるりん (2021-02-12 11:04)
くるりんさん、
接待は、その土地柄とか、商慣習・習慣の違いも
ありますし、親しさの差などもある気がします。
今にしてみたら、失敗もいろいろしたし、大成功
だったこともあると思いますが、駐在員の自覚を
持ってやっていたなら、接待を受けた方は喜んで
くれていたと思います。
by oz (2021-02-12 22:21)