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日本の地熱発電の裏<ドラマ『マグマ』(2012)> [テレビ・ドラマ]

真山仁の『マグマ』(2006)のドラマ化です。

出版が2006年、ドラマの制作が2012年と意外と前なんですね。もっと最近の作品かと思いました。

主人公野上妙子役尾野真千子が頑張って厳しい顔をしている感じがします。シリアスなドラマだからでしょう。

研修一筋の御室(演:長塚京三)や前社長安藤(演:谷原章介)、政治家龍崎大輔(演:石黒賢)、雑誌記者で妙子の友人の桑田洋子(演:釈由美子)、御室の弟子的存在の玉田寛夫(演:甲本雅裕)など個性的なキャラクターが物語に立体感を与えています。

大杉漣や渡辺いっけい、上川隆也などが登場するとにんまりとしてしまいます。

技術的なことは分かりやすく説明されていて、テクノロジーの違いなどがどうのこうのと言い始めると途端に難しくなる話を上手にまとめています。

出版社: KADOKAWA (2012/6/25)
<内容(「BOOK」データベースより)>
外資系投資ファンド会社勤務の野上妙子が休暇明けに出社すると、所属部署がなくなっていた。ただ1人クビを免れた妙子は、支店長から「日本地熱開発」の再生を指示される。なぜ私だけが?その上、原発の陰で見捨てられ続けてきた地熱発電所をなぜ今になって―?政治家、研究者、様々な思惑が錯綜する中、妙子は奔走する。世界のエネルギー情勢が急激に変化する今、地熱は救世主となれるか!?次代を占う、大型経済情報小説。

2020/06/08<曇>
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