こんな円はいかがでしょうか?<還暦を迎えた50円玉> [研究日誌]
せっかく「3.14」=円周率或いはπの日ですので、円についての話題を書こうと思ったら、手元に60年前の50円玉(正式名称:五十円硬貨)があったので、それについて書きたいと思います。
まず、デザインが現在流通している50円玉と違います。大きさも違います。この50円玉は直径が25mmです。現在流通しているものは直径が21mmです。
文章で書くとダラダラしそうですので、表にしてみました。
現在:1967~
素材:白銅(銅75%、ニッケル25%)
重量:4g
直径:21mm
孔径:4mm
図柄:菊
周囲:ギザギザあり
先代(1959~1967)
素材:ニッケル100%
重量:5g
直径:25mm
孔径:6mm
図柄:菊
周囲:ギザギザなし
直径は問題ではないのでしょうけど、重量が違うので、現在の自販機はこの硬貨を受け付けない気がします。
硬貨というのは政府補助貨と呼ばれるお金で、お札(紙幣、日本銀行券という)と違い、強制通用力はなく、受け取りに制限を加えることができるとされています。
確か14枚までなので、意地悪のつもりで500円分を1年玉で銀行の窓口に持ってくる変な客を断ることもできます。商売上断るのは得策ではないからこそ、変な客は意地悪のつもりで持ち込んでくるのでしょうけど。
外国も事情は一緒で硬貨の受け入れを嫌います。米国ならば、その銀行に口座がない客の両替(硬貨→紙幣)は受け付けません。
一番の課題はハンドリングコストで、数えること、管理すること、運搬することの負担が大きいのです。
そういう意味ではもっと電子マナーが受け入れられ、もっと個人間で簡単にやり取りできるようになれば、硬貨は減らせるものと思っています。
2021/03/14<晴>
まず、デザインが現在流通している50円玉と違います。大きさも違います。この50円玉は直径が25mmです。現在流通しているものは直径が21mmです。
文章で書くとダラダラしそうですので、表にしてみました。
現在:1967~
素材:白銅(銅75%、ニッケル25%)
重量:4g
直径:21mm
孔径:4mm
図柄:菊
周囲:ギザギザあり
先代(1959~1967)
素材:ニッケル100%
重量:5g
直径:25mm
孔径:6mm
図柄:菊
周囲:ギザギザなし
直径は問題ではないのでしょうけど、重量が違うので、現在の自販機はこの硬貨を受け付けない気がします。
硬貨というのは政府補助貨と呼ばれるお金で、お札(紙幣、日本銀行券という)と違い、強制通用力はなく、受け取りに制限を加えることができるとされています。
確か14枚までなので、意地悪のつもりで500円分を1年玉で銀行の窓口に持ってくる変な客を断ることもできます。商売上断るのは得策ではないからこそ、変な客は意地悪のつもりで持ち込んでくるのでしょうけど。
外国も事情は一緒で硬貨の受け入れを嫌います。米国ならば、その銀行に口座がない客の両替(硬貨→紙幣)は受け付けません。
一番の課題はハンドリングコストで、数えること、管理すること、運搬することの負担が大きいのです。
そういう意味ではもっと電子マナーが受け入れられ、もっと個人間で簡単にやり取りできるようになれば、硬貨は減らせるものと思っています。
2021/03/14<晴>
oz所長、こんにちは
なるほど、政府補助貨というのははじめて知りました。
ちなみに北京では、一元はほとんど紙幣ですが、上海では逆に硬貨がほとんどです。
どちらも言い分は偽物防止です。
いまではほとんど電子マネーなので、紙幣も硬貨もあまり見かけなくなりましたが、私は人間が古いのか、常に少しだけ現金を持ち歩いています。
by くるりん (2021-03-16 08:51)
くるりんさん、
硬貨は極力無くなった方がいいと思っています。
北京(北)と上海(南)のライバル意識などが
あるのかもしれませんね。
by oz (2021-03-16 19:31)