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外環道バス男児転落死裁判 [研究日誌]

気になっていた事件の続報がありました。

サッカーの試合の帰りにマイクロバスのドアが間違って開き、男の子が転落して死亡した事故の判決が出ました。

毎日新聞記事より:
  東京都練馬区の東京外環自動車道で07年、マイクロバスのドアが開き、転落した吉崎健君(当時11歳)が後続車にひかれ死亡した事故で、バスを運転し自動車運転過失致死の罪に問われた埼玉県川越市今福、会社員、引地功一(よしかず)被告(34)に対する判決が11日、さいたま地裁であった。田村真裁判長は「事故は予見可能で容易にドアが開かないようにする注意義務を怠った」として、禁固1年6月、執行猶予3年(求刑・禁固1年6月)を言い渡した。
  判決によると、引地被告は07年12月24日午後6時10分ごろ、少年サッカーチームの児童24人をマイクロバスに乗せて外環道を走行。スライド式ドアをロックや運転手しか開閉できない「自動」にせず、「手動」にしていたため、ドアステップでボールに腰掛けていた吉崎君の体がノブに触れるなどし、吉崎君は開いたドアから転落、後続のトラックにはねられて死亡した。チームは茨城県内での練習試合を終え、帰る途中だった。


子供の頃、サッカーの試合に行くのに、近所に住む監督が何人かのチームメートを送り迎えしてくれていました。親切心でやってくれていました。

多分、この監督もそういった気持ちでチームを乗せていたのだと思います。それがこの事故のために、自動車運転過失致死罪で有罪になってしまいました。気の毒だと思います。

注意を怠ったのかもしれません。不幸な事故だったのかもしれません。しかし、児童が一人亡くなっています。誰かが責任を取らないといけません。

判決を聞いて、複雑な心境です。今後は親切心で他人の子供(いや子供に限らず大人も)を乗せることが難しくなると思います。

2009/03/18<晴>
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