味のある選択＜誕生日プレゼントはPURE MALTシャープ＞

以前も登場した美大に通っている姪っ子は、人とはちょっと感覚が違います。

センスという言葉を使うなら、普通の人は「センスがいい」或いは「センスが悪い」と単純に分類してしまうのかもしれません。

しかし、美大に行くような子は、そもそも他人とは感覚が違うし、大げさに言うと、それが芸術を作る人の、普通の人と違う考え方の根本なのだろうと思います。

さて、その姪っ子からラインが来て、「おじ様、誕生日に私のお気に入りをあげるね」と言われて、はたまた何が来るのかちょっとドキドキ、ちょっと心配になりました。

メインの贈り物は、題名の通り、三菱鉛筆の「ピュアモルト」というシャープペンシル。


軸の材料がウィスキーの樽から削り出したオーク材で、多分一本一本違うと思います。そして、使っていくうちに、色合い＝風合いがでてくるでしょう。

姪っ子も使っているそうで、「ふふふ、おそろ、おそろ！」と何か秘密めいた雰囲気を醸し出していました。


因みに「おそろ」というのは、「お揃い」という意味の言葉で、私とおじ様のペンケースにはお揃いのシャーペンが入っている、お揃いのシャーペンを使っている、と言いたいらしい。

私が消えるボールペンを重宝しているのを知っているし、たまに鉛筆で物を書く場面を見たことがあるのでしょう。


サブのプレゼントは、お約束（？）のトランプです。

「はい！年齢に合わせたプレゼント。まさかリアルなトランプでソリティアをするわけじゃないよね？もしかして、手品師になるの？手先が器用なのは確かだけどね」

今時の穴あきジーンズにバケット帽子を被り、大きな布製のバックを肩にかけ、大学の授業で使うマックをいつも持ち歩いています。オンライン授業はどこでも受けられるからという理由だが、ノマド的な勉強の仕方が普通みたいです。


注意書き：この記事は「うそ日記」に分類されるものですので、虚実を楽しんで読んでください。

2021/11/21＜曇後雨＞