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1010<意味のある数字> [研究日誌]

休日・祭日を勝手に動かす政府・政治家に不信感を持っている私です。

休日・祭日にはそれぞれ意味があるので、やたらと変えないでほしいです。

もし変えるなら、本来の意味とどうして変えるのかその理由を子供や学生に分かるように、学校などできちんと説明してほしい。

「体育の日」や「成人の日」は毎年毎年コロコロ変わって、良くないと思っています。

本来であれば、本日10月10日は体育の日ですが、それこそ東京オリンピックと関連が深く、健康な体つくりなどとの関連や「晴れの特異日」として運動会を開催するなら晴れる可能性がかなり高いことなど、どこかの月曜日にしてしまっていいという程度の「国民の休日」ではないはずです。


私が10月10日が好きな理由がもう一つあって、10月10日が双十節と呼ばれているからです。

辛亥革命の導火線としての武昌蜂起が起った宣統3年 (宣統帝の統治の3年目=西暦1911年)8月19日が太陽暦で10月10日にあたり、10が2つ重なるところから双十節と呼ばれています。

つまり双十節は中華民国(現在は台湾)の開国記念日なのです。

今でも横浜の中華街では、台湾系の移民が始めたお店などは台湾の旗を掲げ、獅子舞の訪問を受けたりして祝っています。

台湾の旗は「青天白日満地紅旗(せいてんはくじつまんちこうき)」と呼ばれ、赤地に左上に青天白日の紋章(青地に太陽)が配置されています。

これら3色(赤、青、白)は孫文の唱えた三民主義(民族の独立=赤、民権の伸長=青、民生の安定=白)に由来しています。

赤は民族主義で自由と独立を、青は民権主義で正義を、白は民生主義で友愛を象徴しています。

これに対し、台湾独立運動を背景とした緑地の「台湾旗」を掲げる人々もいます。

大陸の中国と台湾(中華民国)と従来から台湾にいる人々と重層的に課題がある地域です。

父は2年ほど台湾勤務をしましたが、お茶好きと日本好きで助けられた場面がいろいろあったようです。

もちろん、当時まだ中国が国際社会でそれほど大きな力を有していなかった時代でした。

2021/10/10<曇>
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くるりん

oz所長、こんにちは
私も最近日本の休日がちょこちょこ変更されていることに違和感を感じていました。
中国は、変更しません。祝日などは暦通りに定めて、土日を出勤にしたりして調整しています。
カレンダー上では年に何回か、土曜日や日曜日が平日になることがありますが、一般企業だけでなく銀行や郵政も平日業務となっていますので、本当に平日です。

最近の中国では、双十節よりも双11(買い物の日)の方が有名ですね(笑)
でも、SNSでは昨日も辛亥革命の話題はけっこうたくさん流れていました。
by くるりん (2021-10-11 08:39) 

oz

くるりんさん、コメントありがとうございます。

中国はすごいですね。春節の人の移動などを見ると
レベルや規模は全然違いますね。もしかしたら、
休日などをコロコロ変更したら、大変なことに
なってしまうのでしょうね。

双11(1111)は「買い物の日」だったり、
「独身の日」でインターネットショッピングが
凄い盛んですよね。

by oz (2021-10-11 10:26) 

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