SSブログ

マイ・ベスト・ボンド<ダルトンとV8ヴァンテージ> [Movies 映画]

ダニエル・クレイグの最後の007作品として『ノー・タイム・トゥ・ダイ』が公開され、これまで007を演じた6人の俳優の評価などが話題になっています。

系統でいうとショーン・コネリー、ジョージ・レイゼンビー、ロジャー・ムーア、ピアス・ブロスナンは女性差別主義者で女性蔑視者的な男性像を演じてきました。
(「a sexist, misogynist dinosaur, a relic of the cold war」初の女性上司Mからの評)

彼らに対し、ティモシー・ダルトンとクレイグは抑えたキャラクター作りをしていると言えます。特にダルトンの場合、1980年代の男女平等化の影響が作品にも反映されています。

21世紀のクレイグのボンド像も現代世相を反映して、女性に対する態度が公平な感じになっています。作品の中でも女性の活躍が増えています。


小説を全部読んで、映画を観ると、今でも個人的にはダルトンが一番ジェームズ・ボンドのイメージに近い役者だと思っています。

残念ながら、契約の関係で2作品しか出ていませんが…。


ジェームズ・ボンドの車といえばアストン・マーティン、なかでも有名なのが5作品にも登場したDB5ですね。『スペクター』に登場した限定版のDB10は美しい車でした。

私が好きなのは、ダルトンが乗っていたV8ヴァンテージ(1977~1989)です。実物を見たこともありますが、ある意味昔のアストン・マーティンらしい車でした。

今の車はマセラティもフロントエンジンのフェラーリも似た感じのとんがった先端のクーペだったりしますが、昔のマセラティ・ビトゥルボとか、アストン・マーティンのV8ヴァンテージは直線が基調の美しい車が多かったように感じます。

今でも美しさの感じられる車です、V8ヴァンテージ。

2021/10/06<曇>
nice!(0)  コメント(2) 
共通テーマ:自動車

nice! 0

コメント 2

くるりん

oz所長こんにちは
同感です。
最近のアストンは素晴らしいですが、デザインが似通っていて恥ずかしながらバンキッシュだビラージュだといわれても、ぱっと見分けることができません(笑)
V8ヴァンテージ(1977~1989)のシルエットはマスタングにも似ていますね。
by くるりん (2021-10-06 07:58) 

oz

くるりんさん、コメントありがとうございます。

80年代はもしかしたら、デザイン的に米国車が
欧州車に影響を与えていた時代かもしれません。

by oz (2021-10-06 19:47) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。