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そういえば、ビッグマック指数はどうなったんだろう<輸入書籍の値段> [研究日誌]

意外なところ(家の近くの本屋)に『Sports Illustrated Swimsuit 2016』(SISE2016)がおいてありました。表紙はHailey Clauson。今年は3種の表紙を出していました。Hailey Clauson、Ashley Graham、Ronda Rousey。

sise2016.JPG
価格は米ドルで7.99(税別)ですが、この本屋さんでの価格は日本円で1,600(税別)。1ドル約200円25銭ですか。発売されたのが2月ですからその時のレートで見ると1ドルが118円56銭でした。うーむ、輸入手数料・輸送料等が価格の7割程度と考えると米国で購入する日本の書籍と同じような価格設定とも言えます。

もう1冊大好きなLizzy Caplan特集の組まれた『Lula』。初めて見る雑誌でかつ、英国で発行されているようです。

lula#22.JPG
Lizzy CaplanはCloverfieldで発見して以来注目していましたが、『Masters of Sex』での大活躍を経て、イメージしていたよりも大物になりました。

『Lula』の価格は英ポンドで8.99(税別)です。この本屋さんでの価格は日本円で2,300(税別)。1ポンド約255円84銭か。発売されたのが3月末頃ですからその時のレートで見ると1ポンドが160円85銭でした。

SISE2016と同じに考えると、輸入手数料・輸送料等が価格の6割程度となっています。米国から購入することに比べ、英国からの方が若干安いのかもしれません。

昔、為替の水準を考える場合、「ビッグマック指数」というのがありました。

ビッグマック指数(英語: Big Mac index)というのは、イギリスの経済専門誌『エコノミスト』が1986年9月に考案した各国の経済力を測るための指数です。マクドナルドで販売されているハンバーガー「ビッグマック」1個の価格を比較します。

ビッグマックはほぼ全世界でほぼ同一品質のものが販売されているといわれています。原材料費や店舗の光熱費、店員の労働賃金など、さまざまな要因を元に単価が決定されるため、総合的な購買力の比較に使いやすかったから考案されてと言われています。

例えば、日本でビッグマックが370円、アメリカで4ドルのときは、370/4=92.5となり、1ドル=93円 がビッグマック指数となる。もしこの時点で、為替レートが1ドル105円だとすると、為替相場はビッグマック指数に比べて円安であり、この後、93円に向けて円高が進むだろう、と考えることもできる。

よくリンゴはリンゴどうし、また、オレンジはオレンジどうしで比較しないと比べられないといわれていますが、多国間で価格を比較しようとした場合、野菜や果物は長く持ちませんし、ハンバーガーに比べ原材料や労働賃金が正しく反映されないと考えられます。

因みに、ビッグマックの価格は先ほど実地で調べてきました。日本のは家の近くのマクドナルド、米国のは以前住んでいた地区のローカル価格です。

2016/06/27<晴>
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