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初めての経験<ロシアのSF映画「アトラクション 侵略」(2020)> [Movies 映画]

私は映画好きです。吹き替えは好みません。字幕で内容を追うのは大変だと思うこともありますが、聞くなら役者自身の声が一番だと思っています。

私にとってアメリカ英語は母国語ですので、何の苦労もありませんが、英国の英語は耳が慣れるのに少し時間がかかります。2015年の英国映画『MI5 The Greater Good』はほとんどのキャラクターを知っているのに、耳が慣れるまで数分かかりました。
(早口のベネディクト・カンバーバッチの『シャーロック』は結構時間がかかります。)

本題に戻り、映画は好きで、フランス映画もドイツ映画もイタリア映画も観ますが、なかなか食指が動かないのは旧共産圏の映画です。本当に面白いのか、結局は政治プロパガンダではないのかとか、偏見といわれても仕方がありません。

学生時代を冷戦と共に過ごしてきた人間にとっては、ペレストロイカ後の世界となって久しいのに、映画産業が本当にあるのかとか、メディアは本当のことを伝えているのか疑いの目で見てしまいます。プーチンのロシアは本当はどうなのだろうかと思っています。

さて、帰り道にTSUTAYAに寄り、面白そうな映画を宣伝しているので、何かなぁとみてみたら、数年前に評判となったロシア映画の続編(2作品目)だというのです。

第一作を見ていないので、前提が若干分かりませんでしたし、ストーリーも人物も描き方が足りないと思いましたが、とにかくビジュアル、特にCGのレベルの高さが際立っています。

観たことがない人でしたら、正に驚くレベルだと思います。

前作からそうだったのかと思うとこれはなかなかのものだと言わざるを得ません。

ストーリーは、前作の異星人との接触から3年が経ったところで、さらに強力な異星人が地球にやってきて地球を混乱に落とし込むというものです。

異星人は地球のデジタル情報をコントロールし、偽情報を流したりしながら目的を達成しようとします。それと対峙することとなったロシア政府軍の対応は(以下ネタバレ+重要な部分のため省略)。

因みに、プーチン大統領に気を使っているのか、国家の危機だったり、地球の危機なのに、ロシア大統領の姿は一切出てきません。アメリカ映画なら俳優が大統領を演じたり、電話の声だけだったりしますが、国家安全議長のような長老がずっと仕切っているのは不思議です。

これまでのプーチンの性格を考えると「自分がいないところで重要な決断は許さん」と言いそうなものですが…。

(データ)
Vtorzhenie (Invasion, Attraction 2)、アトラクション侵略(2020)
Director: Fedor Bondarchuk(フョードル・ボンダルチュク)、134Mns
Starring: Irina Starshenbaum, Alexander Petrov, Rinal Mukhametov
(イリーナ・スタルシェンバウム、アレクサンドル・ペトロフ、リナル・ムハメトフ)

(解説)映画.comより
2017年のロシア製SFアクション「アトラクション 制圧」の続編。未確認飛行物体がモスクワに墜落してから3年。未曾有の大災害は1人の少女の運命と、宇宙に対する人類の考え方を大きく変えた。そんな中、異星人たちがついに本格的な地球侵略を開始する。再び存亡の危機に陥った人類は、彼らの最先端技術に打ち勝つべく、人間本来の持つ愛や忠誠心、慈悲といった感情を駆使して立ち向かっていく。前作に続き、「T-34 レジェンド・オブ・ウォー」のイリーナ・ストラシェンバウム、アレクサンドル・ペトロフが共演。
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2020/10/03<曇>

*10/16以降アップ分
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