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寒い、凍り付くかも、そんなおやじギャグ<指令:タイカンをタイカンせよ!> [研究日誌]

ポルシェの歴史には電気自動車は不可欠です。

馬車製造業者のローナー社はフェルディナンド・ポルシェを雇い、前輪ハブにモーターを入れた車両を製作した。「ローナー・ポルシェ」と呼ばれるこの車両は1900年のパリ万博で展示されました。

車輪のハブにモーターを入れて駆動する方式は、月面走行車にも使われたアイディアです。

さて、現代のポルシェ社は初めての電気自動車「タイカン」を製造していますが、これまでは全て4輪駆動車でした。今年に入ってから、後輪駆動のモデルをラインアップに加えると発表しました。

個人的には現在の価格(8万3520ユーロ、約1523万円)の半分だったら普及するスピードが早く、マーケットを席巻できるのではないかと思いますが、販売戦略が違うのでしょうね。

もちろん、サプライチェーンとロジスティックスがまだ十分ではないことは想像できますね。

ガソリン車を製造しつつ、電気自動車も同じスピードで製造していくには設備の容量(キャパシティ)が十分ではないのかもしれません。

まだ見ても、触っても、運転もしていない車をどうこう言うのもおかしなものですが、非常に興味があることは確かです。

2021/01/20<曇>
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くるりん

oz所長、こんにちは
確かに電気自動車は、化石燃料に比べると、まだ高いですよね。
こちらでは、政府が電気自動車を強力に推進していますので、街中でもかなり見かけるようになりました。感覚的に1/4~1/3が、電気自動車(ハイブリッドではなく完全電気)というレベルまで来ています。
昨年末から、テスラが思い切って価格を下げました。日本円にして400万円台からあります。
もっと安くする予定だったのですが、中国メーカーが売れなくなるという理由で、承認されなかったそうです。
テスラが下げられるのですから、電気自動車の価格はこれからまだまだ下がりそうですね。
by くるりん (2021-01-21 08:59) 

oz

くるりんさん、
テスラですら値下げが可能なのですから、もっと多くの台数を
生産しているメーカーなら「普及価格」に持っていくことは
可能ではないかと思います。
例えば、普及のブレークポイントが3割だとしたら、最も多い
購買層の中の3割の消費者が購入できる価格に設定して、
所得の高い人向けにはちょっと贅沢な装備やグレード、低い
人向けには低価格版を提供するなど方策はありそうですが…。
by oz (2021-01-21 21:54) 

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