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複合的読書術<『ローマ人の物語』だからできること?> [研究日誌]

好きな本を読み返すことも多いです。冬になると塩野七生師『ローマ人の物語』を読み返します。

国家的危機の時には、国のあり方、政治家や国民の対応の仕方、リーダーの出現とその時示されたリーダーシップを復習して、精神の糧にします。

もう一つはマキアヴェッリの本を読みます。もちろん、翻訳ですが、マキアヴェッリの『君主論』も読み返します。
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塩野七生師の書籍は語り方が分かりやすくて、読みやすいので、必要な部分を中心に読み返します。


それはさておき、本題は途切れなく読む工夫についてです。

自宅ではやはり単行本でゆったり読みたいと思っています。地図も図表も大きいですからね。

しかし、移動中は「かさばる」「重たい」というマイナス要素が顕著になります。

そういう時は文庫本が出ていれば、それを購入して、続きを電車の中など移動中に読み、帰宅してからはそのまた続きを単行本で読めば、途切れることなく読書が続けられます。

本日のサブタイトルでは「『ローマ人の物語』だからできること?」と書きましたが、この便利な方法は、例えば『ローマ人の物語』のように単行本と文庫本が出ているものならば実行しやすいということです。
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他の著作でも可能ですが、業界の専門書では辞書のような体積・重量ものもあり、当然文庫分にはなっていませんので、残念ながらできません。

当然「今時、電子書籍があるだろう?」という意見はあると思います。雑誌2冊分くらいの体積と重量で数千冊を持ち歩くことができる便利なものを使わないのか、と聞かれた場合、まだ読みたい本が全部電子化されていないことと、依然として感覚的に読めないのが完全に切り替えられない理由です。

自分の記憶と本の厚さなどがリンクしているため、「確かこの辺に書いてあったはずだ」というのは電子書籍ではできません。検索機能では表示される候補が多すぎて、結局はある程度ページをめくらないと見つからないでしょう。

2021/01/10<晴>
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oz

らしゅえいむさん、nice!をありがとうございます。
by oz (2021-01-11 17:50) 

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