SSブログ

こんな感じだったのかな?(その2)<HBOドラマ『ローマ』シーズン2> [テレビ・ドラマ]

カエサルが暗殺され、オクタヴィウスが後継者として指名され、ブルートゥスやカッシゥスと戦い、マルクス・アントニゥス、レピドゥスと三頭政治を行っています。

これまで文字でしか認識していなかったものが映像になると面白いですね。

細かいところまで作りこんであって、扉の文様とか紋章とか、兵士の鎧の柄とか、ローマ兵の戦い方(陣形)とか、興味のある人には見応えがあると思います。

物語は歴史的事実を追いながら、ローマの市民生活を描いていて面白いのですが、やはり登場人物達の呼び方が英語読み(英語式)なのが、どうしても違和感があって苦笑いをせざるを得ません。

英語(ラテン語)
ジュリアス・シーザー(ユリウス・カエサル)
ポンペイ(ポンペイウス)
スィセロー(キケロ)
マーク・アントニー(マルクス・アントニウス)
オクテイヴィアン(オクタウィアヌス)
マースィーナス(マルケナス)
ルシウス・ヴァリーナス(ルキウス・ウォレヌス)
タイタス・プッロ(ティテゥス・プッロ)

一番違うのは政治家兼文筆家のキケロ→スィセローです。このドラマで描かれている人物のイメージは私の持っているものに近いのですが、どうしても故郷シカゴの通りの名前の一つ「スィセロー」を思い出してしまいます。

HBOが制作しているので、アメリカ人が「分かる」古代ローマ(共和制ローマ)を描かないといけないのは分かりますので、仕方のない部分ではありますが…。

個人的には、第9話のアレクサンドリア(エジプトの都)の描写は良かったと思います。

塩野七生師のご意見をお聞きしたいところです。

2020/10/09<雨>
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:自動車

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。