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精神論や根性論ではなく<「軍事の日本史 鎌倉・南北朝・室町・戦国時代のリアル」2018> [本棚]

最近たくさんの本を書かれている本郷先生です。初めて、きちんと一冊読みました。

私に意見が近いから読みやすかったというとやや傲慢ですが、歴史談義をするとどうしても残ってしまった「もやもや感」が払しょくされました。

戦力の分析、勝ち負けの判断基準、戦略と戦術の違いによる評価の違いが明確になれば、源平でも戦国大名でも納得いく見方ができるだろうと感じます。

それでも、他の本を読むかちょっと考えているところです。

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<本のデータ>
ISBN 978-4022737991
軍事の日本史 鎌倉・南北朝・室町・戦国時代のリアル (朝日新書、2018/12/13)
本郷和人(著)朝日新聞出版

内容(「BOOK」データベースより)
歴史学が長年見過ごしてきた鎌倉時代から戦国時代における「軍事のリアル」とは何か?「少人数で大部隊に勝て!」「奇襲攻撃を良しとせよ」戦前の軍事研究にはある種の物語性(ロマン)が持ちこまれていた。しかし、重要なのは歴史観に左右されない史料分析と科学的思考に基づく軍事史研究だ。群雄割拠すさまじい戦国時代の地政学的要因や武将たちの知略から、近代の「皇国史観」や「万世一系」の思想戦にまで迫る意欲作!

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2020/03/30<晴>
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